コロナ第4波

 コロナの猛威が止まらないどころか拡大し続けている。5/15の感染者数では緊急事態宣言6地域の大阪:785人、東京:772人に加えて北海道:566人など3地域が16日から追加となった。全国6426人でステージ4(病床使用50%、重傷者50%、10万人当り療養者30人、10万人当り1週間の新規感染者25人)状態は22都道府県に及ぶ

 またしても政府の方針は右往左往である。当初3地区はまん延防止で済まそうとしていたが、分科会での異論続出で方針転換した。(分科会は存在意義を発揮した)コロナ対策で欠かせないのが「ワクチン接種」だ。しかしその接種を巡って菅首相は7月末までに85.6%が打ち終わるとの調査結果を発表したが、4月下旬時点で8月以降と答えた自治体に対して総務省幹部や都道府県さらには国会議員までが首長に直接電話して作り上げた数字だというのだ。ワクチン接種には医療従事者の確保、ワクチン配布の透明化、個別接種の医療機関への休業補償、接種会場の設置、などの課題に政府はしっかりメッセージすべきだ。

 7月末が強調されたために8月以降は接種が受けられないとの誤解も広がっている。五輪のため、選挙のための道具にしてはならない。

<[11]自治労議員団、衆参当選者、[12]全農林学習会、ハイタク議連、農水部会、[13]農水省ヒア、[14]内閣府ヒア、[資料]緊急事態宣言地域(5/16道新)、ステージ状況(5/15朝日)、10万人当り感染者(5/15読売)、コロナワクチンの特徴(5/10道新)、>