誤解を招いたとすれば…

 国会議員の不適切な発言が議事録から削除されるということが相次いでいる。不適切といっても色々ある、 「当事者を誹謗中傷する」発言や「事実に基づかない」発言等様々だ。これらが不適切だからという理由で公文書から削除されるのだが、中には史実として保存すべきものもある。

 政治家の発言には、不適切というよりは「言い訳」も多い。例示をしよう、まずは菅首相が自粛期間中に幹事長や著名人と会食を行っていたことについて『国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省をしております』麻生財務相は不適切発言の常習者だが『ナチスの手口を学んだらどうか』発言について『私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾である』 「仮にあったとすれば」などは発言そのものをうやむやにしようとしている。 「誤解を招いたとすれば」というが国民は誤解などしていない。

 「あなたが誤解する」「そのような発言をしたとすれば」「謝罪申し上げます」という言葉を羅列する。 これは「責任転嫁」と「反省した振り」に他ならない。本当の「真摯な」姿勢が問われている。

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