法律を創るということ

 私の大好きな役者だった田中邦衛さんが亡くなられた。1986年から始まった「北の国から」全てを見たとは言えないが、見る度に感動だった。17年間も続いたTVドラマなので黒板五郎(田中邦衛)と子供のの普通にある貧しい家庭の葛藤に共感し泣かされた。子供たちがそのまま成長していくのも楽しかったし、富良野市麓郷にある“廃材の家”やモデルになった木工所、街で行きつけのラーメン屋・喫茶店地元であるだけに親しみもあった。田中邦衛さんありがとう、安らかに。

 私たち議員の使命は沢山あるが、強いてあげるなら「制度の活用」と「法律の制定」だといえる。今回「種子法」の廃止に伴って発出された「次官通知」について「種苗法」改正の時に続いて議論した。特に『民間事業者の種子生産への参入が進むまでの間知見を維持し提供の役割を担う・・・』都道府県の役割は過渡的なものであり、いずれ供給業務から手を引くように求めている、と読める。更に都道府県とJAなどで組織する「種子協会」には民間業者も参加している“知見の提供”は既に行われている のである。

 政府や与党は「交付税措置」がされているので十分というのだが、これは“行政の裁量”であって当事者と権利が共有されているものではない。“法律”にすることによってはじめて共有の権利として担保されるのである。これは種子の「生産」にあっても「開発」についても同じことが云える。この課題は今後も法律制定に向けて議論を進めていくつもりだ。

<[3/30]鳥獣対策PT、畜舎法ヒア、[31]総務部会、農水部会、[4/4]静岡県連大会、[6]鳥獣対策PT、農水委質問、、[資料]北の国から(filmaga)、3/27(朝日)、>