医師奮診

 安倍前総理の国会質疑が行われたが、公開ではあるが衆参議運での一時間ずつの質疑だったが、秘書に責任を転嫁する、答弁席から発言する、逆質問のような答弁をするなど、国会を欺き国民を裏切った自覚が感じられる弁明ではなかった。

流行語・漢字一文字の他にも、今年の世相や流行を表す色々な賞があるが、住友生命の「創作四字熟語」が発表された、中々興味深い。大賞は医療関係者の奮闘「医師奮診」 (獅子奮迅)、コロナの収束を願って「収束渇望」 (就職活動)、アマビエに願う「妖姿願望」 (容姿端麗)、みんながマスク「全面口覆」 (全面降伏)、GoTo事業「出発振興」 (出発振興)、世界がワクチン開発「薬家争鳴」 (百家争鳴)、ここでも主流はコロナ関連だ。藤井壮太二冠達成「王棋聖聡」 (王位継承)、自由を求める香港「自由香望」 (自由奔放)、三冠馬となったコントレイル「父継三冠」 (父兄参観)、鬼滅の刃がヒット「頻出鬼滅」 (神出鬼没)などアルアルである。

 グーグルの今年の映像に、宇宙服のような防護服を着た娘が施設で暮らす高齢の母との再会をとらえた「親子の触れ合い呼び戻したコロナ防護服」が選ばれたそうだ。コロナ禍の一年は著名人の死が国民の意識を高めたともいえるが、我々が主張する“特措法”を躊躇し対応が遅れたことは指摘しなければならない。国際的には香港の一国二制度が形骸化された、一方でアメリカ大統領にバイデン氏の登場による変化を期待したい。

<管内事情調査:[22]富良野土改区、美瑛町、JA東川、[23]上川町、当麻町、JA当麻、比布、比布町、[24]旭川市、商議所、森林組、土改区、{25}大雪土改区、士別市農連、[27]士別農連、[資料]2021歳入出(12/22朝日)、2021主な予算(12/22道新)、2021農水予算(12/19農新)>