203国会閉会

 

 10月26日に召集された203国会は12月4日、41日間の会期で閉会した。コロナ感染が拡大している最中国民の不安に迅速に応えるためにも国会審議は続けるべきだ。特別委員会はようやく大臣所信はしたものの憲法審と災害特以外は審議も無しだ。議論から逃げているといわざるを得ない。

 主な議論は「コロナ対策」 GoToトラベルが感染拡大の要因になっている可能性から一旦止めるべきと求めたが、エビデンスがないといって拒否。検査の拡大と事業者に対する支援については、必要になった場合と逃げる。知事に緊急事態宣言を発出する権限と営業自粛要請に伴う支援金を可能にする「特別措置法」を提出したが「予防接種法」改正止まりとなった。いつまでやっているんだなどと言われていた「桜を見る会」は遂に特捜が乗り出すこととなった。粘り強い真実追及が必要なのだ。「学術会議」の任命問題は遂に拒否理由を説明することなく、あり方議論にすり替えようとしている。

 菅首相は閉会後の記者会見で「我が国に必要なものはポストコロナにおける成長の源泉だ。その軸となるのがグリーンと、デジタルだ」といっている、必要は否定しないが、コロナの猛威が続いている先ずはコロナの鎮圧に取り組もう。

<[12/5]旭川市要請、[11/30]税調、[11/1]過疎対策要請、[2]沖北特委、筆頭理事会議、農水部会、[3]行政書士会、沖北抗議会見、[4]沖北特委、両院総会、[5]土曜街宣、[資料]首相答弁(東京)、成立法(毎日)、成長戦略(日経)、>