「自助」と「改革」

 臨時国会は召集されたものの、僅か3日間で閉会となってしまった。コロナの感染が続く中、GoTo「トラベル」に東京を加える方向で進み、 「イート」は対象事業者を受付けが進んでいる。 「イベント」も19日から緩和が始まった。早急に論議しなければならないことは山積している。

 菅政権がスタートした、政策の柱は「自助」と「改革」である。国家感はさて置き“国民受け”する対策重視(スガ案件)といった姿も見え始めた。 「自助」は言い換えると「自己責任」ということである、現在のコロナ禍の状況で自助といわれても限界がある。「自助・共助・公助」というのは学問上の理論としてはありうる話だか、 「自助」は権力者が使うと強者の論理になる 「改革」は言い換えると「競争」である、アベノミクスでも明らかなように改革は生活と地方の格差を拡大しつづけた。「改革」を全面否定するつもりはないが、改革の視点が“効率”(経済)の視点のみ というところに問題がある。今回のコロナでも浮き彫りになった、保健所改革や公立病院統廃合が顕著だ。

 今の我が国に必要な政策は、 皆で支え合う「ベーシックインカム」と皆で共有する「情報公開」ではないだろうか。

<[15]立憲民主党大会、[16]道議員会、[19]イトイGHD社屋落成、土曜街宣、[資料]政策/枝野:菅>