代表選と総裁選

 奇しくもではあるが、野党合流新党の代表選(&党名選)と、自民党の総裁選が同時並行で進んでいる。合流新党は7日告示10日投開票。総裁選は8日告示14日投開票。と粗々同じ日程で行われている。野党新党の枝野・泉に対してマスコミは「刷新か中道か」「対峙か提案か」などと表現するが、それほど大きな差がある訳ではない、合流協議でも議論されてきたように自民一強に対峙できる「大きな塊」を創ることが国民の最大のニーズである。

 他党のことではあるが自民党の総裁は即ち総理大臣(現時点では)ということなので関心を持たざるを得ない。殆どの派閥の支援を取り付けた菅に対する岸田・石破という構図だ。石破さんの「納得と共感」「正直と公正」、岸田さんの「分断から協調」「格差是正」、菅さんの「継承」「活力ある地方」は当に「継承」vs「変革」であり、宜べなるかなである。

 総裁選が派閥主導の密室選挙、党員選挙を行わないことなどに批判が高まっているが、あるコメンテーターが『野党の代表選だって同じゃないか』などとピント外れなことを言っている人がいた。野党は解党・合流なので、新党の党員がいない状況なのだということを解っていないのだろうか。

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