パンデミック

新型コロナウイルスの蔓延を受けて、かねてより我々が主張してきた「新型インフルエンザ等対策特別措置法」の改正が成立した。「緊急事態宣言」の制限については議論もあったが、手続きについて付帯決議に盛り込むことで決着した。今後も“法の支配”の暴走に対して国会の監視を果たさなければならない。世界の金融市場も正しくパンデミックに陥ろうとしている。

しかし、この間の政府の対応は国会での質問に答えられない思い付きの対策が打ち出されている。行政の手続を経ていない公文書もないような対策が打ち出され、かえって国民の不安を煽っている。対策費も予備費を使った4千億としているが、韓国では7000₩(約1兆円)、米国は、非常事態を宣言し500億$(約5兆4千億)で検査や治療体制を拡充する。イタリアは75億€(約8900億)といわれている。 “危機管理”は「大きく構えて、臨機応変に対応する」ことだといわれている。構え(覚悟)を示すことが必要なのではないか。

「持つべきものは友」だが、シェークスピアは「十二夜」で「持つべきは敵」について(3/1朝日新聞) 『だってさ、友達は俺をほめあげてばかにするが、敵は正直に馬鹿だと言ってくれる。』『つまり敵によって己を知り、友達によって己を欺くってわけだ。』お友達政権は肝に銘じてほしい。

<[9]役員会、[10]農水部会、[11]農水委質問、国対・筆頭理事会議、財金部会、[資料]新型コロナ緊急対策、https://www.kantei.go.jp/jp/singi/novel_coronavirus/taisaku_honbu.html  ◆コロナ対策で地元行事はすべて中止です。>