新型肺炎に備えよう

中国の新型肺炎(コロナウイルス)が拡大している。対応が注目された世界保健機関(WHO)もようやく30日に「緊急事態」を宣言した。WHOが緊急事態宣言を出したのは、09年新型インフルエンザ、14年パキスタン・シリアのポリオ、西アフリカのエボラ出血熱、16年中南米のジカ熱、19年コンゴのエボラ出血熱に続いて6度目だそうだ。

感染者数は1万7千人を超え、SARSの患者を上回った。死者は533人と報告され(2/3現在)世界中に拡大している。政府も前倒しする形で「指定感染症」(政令)に指定した。未知の感染症は対応が難しいが、あらゆる可能性を視野に入れなければならない。水際は大切だが、これには限界がある。感染源の究明ワクチンの開発などの研究も急がれるが、患者を受け入れる指定医療機関強制入院就業制限なども早急に確定する必要がある。一方で、東洋人に対する差別も起きているという、人権への配慮も必要だ。

中国では、鳥インフルの発生も報告されている。正確な知識と情報の共有し、「正しく怖がる」ことで此の危機に全国民で対応しなければならない。

<[28]執行役員会、常幹、[29]国対会議、[30]会派法案ヒアリング、ゲノム集会、[31]御殿場市議選応援、[2/1]障がい者連協、消費者協会、土曜街宣、笠木集い、ささき集い、>