地球は未来からの預かり物

若い活動家二人のメッセージが、世界に感動を呼んでいる。一つは23日から国連「気候行動サミット」でのスウェーデンのグレタ・トゥンベリ(16歳)さんの発言『私たちは絶望に差し掛かっているのに、あなたたちが話すのは、お金と永遠の経済成長というおとぎ話だけ。』危機感のこもった発言だ。もう一つは、香港の民主化運動のリーダー周庭(アグネス・チョウ)さん(22歳)の『昨日のチベット、今日の香港、明日の台湾』という演説だ。

2015年パリで開催された「気候変動に関する国際連合枠組み条約」(パリ協定)では、世界の平均気温の上昇を産業革命前の2℃未満(努力目標1.5℃)に抑え実質ゼロにすることを目標とするとしている。EUなど77の国が「ゼロ表明」をしているが、排出量1・2位の中国とアメリカが後進国を主張したり、離脱したりという状況だ、日本もこれに追随している。グレタさんの言葉をかみしめてもらいたい。

香港の逃亡犯条例反対デモは、5年前の雨傘運動の経験者といわれている。この運動で多くの学生のリーダーたちが収監され「一国二制度」の現実を経験した彼らの原動力になっている。「私たちを失望させる選択をすれば、決して許さない」いつの時代も時代を創るのは“若者”だ!

<[28]定例街宣、[26]自治労道本大会、[27]北教組教研集会、 [30]立憲民主党全国代表者会議・大会、道議員会、>