アベノミクス偽装

4日から予算委員会が始まったが、国会開会前から問題になっているのが「毎月勤労統計」の偽装が問題になっている。勤労統計は56の基幹統計のうち24の統計に不正や誤りがあったことが発覚した。

毎月勤労統計は、失業保険の給付額や中小企業の給与算定の基礎になっている、基幹統計の中でも最も基本となる統計なのだ。本来全数調査を抽出調査で実施し、1/3抽出なら3倍しなければならないものを怠り、18年からはひそかに修正していた。更に無作為抽出ではない不正な抽出が行われていたのだ。 しかも厚労大臣がこの事実を知ったのは昨年12月20日、19年度予算発表前である。総理がこの事実を知ったのは28日、新聞報道後だというのも信じられない。このデータはGDPにも使われていた。「600兆円を目指す」と繰り返したが、18年を見ても563兆円~570兆円としたが、552兆円に留まっている。しかも16年からGDP計算に研究開発費も加え底上げをしてもである。

安倍首相は『有効求人倍率は改善』『賃金の伸び率は過去最高』『GDPは右肩上がり』アベノミクスの成果を誇張し続けてきたが、その根拠が崩れたことになるのだ。当に「アベノミクス偽装」だ。

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