ふるさと会
今年も東京で、札幌で「ふるさと会」のシーズンが到来した。高度成長期に我々団塊世代が“金の卵”ともてはやされ、都会へと流失した。その世代が第一線を退き同世代の方々が役員をされているケースが多い、それぞれの地で皆さんが頑張っている。
どのふるさと会も30回前後の歴史を重ねている、役員の皆さんは名簿の更新やふるさとだよりを発刊するなど、ご苦労が多いと思うが、熱心に、地道に続けてこられた歴史は敬服である。「ふるさと」は「故郷」でもあり「古里」でもある。『ふるさとは遠きにありて思うもの…』であり『兎追いしかの山…』である。ふるさとは帰省するところ“生まれ故郷”であることは当然であるが、近頃は「ふるさと納税」の普及で「田舎」の総称にもなっている。所謂「里山」であり、日本人の郷愁を誘う。
一方で経済至上主義は「ふるさと」を急速に荒廃させているのだ。安倍総理の言う「農村の豊かな地平線」は存亡の危機なのだ。 政治の原点は「雇用」と「地方」である。
<[17]士別ゆかりの会、[19]根室視察、[20]TPP意見交換・全上川農連、[22]西川集い、[24]札幌ふるさと会、東京旭川会、[25]品田集い、ささきin名寄、>