山は高く、裾野は広く

 私は今年6回目の“年男”だった。その今年は、進化を繰り返す「コロナの脅威」は続いた。1963年以来64年ぶりの「東京オリ・パラ」では伝統スポーツもニュースポーツも多くの感動を頂いた。道内では「クマの出没」が相次いで目撃は2000件を超え死傷12人に及んでいる。夏には真夏日が27日間も続く「高温旱魃」で野菜や畑作物に大きな被害が発生した。秋には北海道では初めての「赤潮被害」が発生、サケ・ウニなどが全滅するという被害が発生した。 旭川でも「旭医大学長辞任」や「中2女児のいじめと思われる死亡」などどうしても暗いニュースが残ってしまう。 秋には衆議院選挙が行われ、6区衆院選、旭川トリプル選、士別市長選ともに苦い結果となってしまった。

 世相一文字について前回述べたが、毎日新聞の読者投票では「耐・忍・迷」が選定され、経済3団体は「連・充・卒」を挙げたが、納得感がある。 世相を表すのに「創作四字熟語」というのがあるので紹介する。最優秀は「七菌八起/ななコロナやおき」、優秀作品は、記念日の移動を「海遷山遷/海千山千」、ネット中傷の厳罰化を「中傷必罰/信賞必罰」、増えているヤングケアラーを「幼老介護/老々介護」等だが見事だ。

 2001年から綴ってきた「今週の五0七0五0」は今回でNo21となる。電車の中で読めるサイズ、どこからでも読める分量と週イチ完結、などに拘ってきたがそれなりに愛読いただいてきた皆さんに感謝します。本号をもって完結とさせていただきます、長い間のご愛顧に心から感謝します。本当~にありがとうございました。【完】

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