「継」ぐ

 2021年も残り10日余り、一年を振り返る季節が来た。毎年恒例の「流行語大賞」ほぼ予想通り、大谷翔平の「リアル二刀流・ショータイム」が大賞だった。TOP10は、やはり「人流」や「黙食」などコロナ関連と、スケボーの「ゴン攻め・ビッタビタ」やボッチャの「スギムライジング」などオリパラ関連だが「ぼったくり男爵」は言い得て妙だ。

 流行語だから時代を反映しているのは当然だが、Adoの楽曲「うせいわ」は配信限定という時代を象徴している。親を選べないという「親ガチャ」は切実だ。「ジェンダー平等」は当にSDGsと相まってトレンドだ。時代は最早「Z時代」なのだそうだ。

 もう一つ年末恒例の「今年の漢字」は「金」に決定、今年で27回目だが2000年・2012年・2016年に続いて4度目の選定だそうだ。私にとっての今年の漢字一文字は、34年間の議員生活を引退し次の同志に繋ぐ意味を込めて「継」だ。

<[19]ささき・牧野労う会、[8]夕焼け、[2]流行語、{14}世相一文字、[資料]GDP推移(12/9東京)、成長予測(12/2道新)>