多様性と調和Ⅱ

 17日間に亘る「東京オリンピック」が閉会した。57年前私は中学3年生だった。その時のオリンピックは高速道路・地下鉄・大型施設、近代化と高度成長のシンボルだった。 アスリートの活躍に感動した、それ以上にアスリート同士がお互いを讃え合う姿に感動させられた。

 オリンピックのテーマは「多様性と調和」だ、アスリートは多様な価値観を受入れていた。しかし運営はどうだっただろう、エンブレムの倒錯疑惑や組織委員長の女性蔑視発言に始まって、開会式演出担当者、音楽担当者の過去のいじめ問題、ディレクターのユダヤ人惨殺ごっこなど運営関係者の相次ぐ不祥事は“多様性”も“調和”も感じられない。

 そもそも今オリンピックは当初「復興五輪」と位置付けられていた。被災地のビクトリーブーケは使われたが、現地食材はどうなったんだろう。その後開催意義は「コロナに勝った証」「子供たちに希望と勇気」「世界が一つに」と云ってきたがそのための行動が見えない。特に8/6は世界に被爆国日本をアピールすべき機会だったのではないか。14日からはパラリンピックが始まる。

<[2]松ケ平挨拶廻り、6区旭川BL、笠木選対、[3~5]挨拶廻り、[5]農連宗谷BL、夢月出馬会見、[6]食みどり水講演、[7]土曜街宣、>