ノーベルウィーク

ノーベル賞の各賞が発表された。C型肝炎ウイルスの研究者3氏の「医学・生理学賞」 、ブラックホール研究3氏の「物理学賞」 、ゲノム編集2氏の「科学賞」 、アメリカの詩人の「文学賞」 、世界食糧気候(WFP)の「平和賞」が夫々受賞した。今年のノーベルウィークは受賞発表のみということらしい。

 中でも「平和賞」のWFPの受賞は注目だ、 『飢餓との闘いへの尽力、紛争地域での平和のための状況改善への貢献』が受賞理由だ。88ヵ国・地域の約9710万人に420万㌧の食糧支援の実績を上げている。特に今年は新型コロナウイルス拡大の中で、 『ワクチンが出来るその日まで、食糧こそが最良のワクチン』といって支援を続け、WFPが運営する国連人道支援航空サービス(UNHAS)と連携、物流のプロ集団として、アフリカ各地への医療用ゴーグルはじめ医療機器や医療従事者を送り届けたことも高く評価された。WFPは『紛争がなくならなければ飢餓は撲滅できず、飢餓がなくならなければ平和を見出すことは難しい。』と訴えている。

今年は日本人の受賞者はなかったが識者は、 ノーベル賞はまさに0を1にするような研究に与えられる。しかし、ゼロをイチにする過程では多くの無駄がでる。 そこに投資できる“ゆとり”こそが大事だ。と指摘する。性急な成果を求めるような大学改革は見直すべきである。

<[4]辻予定者事務所開き、[10]土曜街宣、消費生活店、[11]市民の会街宣、[資料]スガ改革、WFP活動、>