「進化論」誤用

自民党がツイッターで発進した、ダーウィンの進化論を誤用した憲法改正の訴えが物議を広げている。「ダーウィンの進化論によれば、生き延びることができるものは、最も強い者でもなく最も賢い者でもなく、『変化できる者』である。だから、日本を発展させるためには憲法改正が必要である。」と主張している。

慶大名誉教授で憲法学者の小林節氏は、各個体に「意志」が存在しない動物と植物が自然環境に適応「させられて」変化した過程を意志がある人間の集団行動である政治や歴史に適用しようとする点からして無理筋である。と痛烈に批判している。また東京農大三中客員教授は、物事をある方向に意図的に変更することは、偶然の変異に基づく進化とは何の関係もないとコメント。佐倉東大教授は、進化論は優生学などに悪用された歴史があり、社会的な問題を進化論で論じることは慎重であるべきだと指摘している。

元々マンガの説明は、米州立大教授の誤引用として有名な論文だ。小林氏は長い歴史の中で多数の尊い犠牲を払い、民主的政治制度と憲法理論を「進化」発展させてきた人類の英知に対する冒涜である とも指摘している。

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