持続的社会

緊急事態宣言が解除され、ウイズコロナやアフターコロナ、が云われ始め、政府や都道府県が「新しい生活様式」などと言われると戸惑ってしまう。新しい魅力的な生活の実現なのか緊急避難なのか、安心安全を支える経済構造を再構築する時であり、私たちは本気で考えなければならないところに立たされている。

近年のアベノミクスや官邸農政も“経済優先”であり「経済が安定してこそ、生活が安定される」という論調が根底を貫いている。コロナ禍の経済を支えている運輸、食品スーパー、コンビニの人々は経済優先だけで働いているだろうか。私たちは僅か100年の間に、破壊力抜群の機械や技術で自然を短時間で破壊し続けてきた。今こそ!食料自給率・国内生産体制(過度なグローバル)・地球環境(海洋汚染)・SDGs(持続可能開発)を見直す機会でもあるのだ。

食と農、薬や医療何れも大切だが、経済だけではない命の問題だ。食も医療器材もその多くを海外に依存している。企業も人も地球と共生していくことが持続的な繁栄の大前提である。

<[25]役員会、[26]農水部会、[28]コロナ対策本部、公共交通WT、■資料:新しい生活様式、医薬品の国内生産、支援制度の委託状況、>