日米貿易交渉「密約」

昨年9月に合意した「日米貿易交渉」から8ヵ月、殆ど動いていなかった交渉が、先日トランプ大統領の訪日によって急に動きが出てきた。日米首脳会議のトランプ氏の『8月には発表できるのではないか』という発言だ。

氏のツイッターでは『参院選後を待って』とも言っている。しかし政府は例によってダンマリだ。通常貿易交渉のプロセスからいって9、000を超える貿易品目の協定を結ぶには首脳や閣僚級で各分野の関税水準を定める“大筋合意”を前もって定めるのが通常だ。だとすればトランプ氏のいう『8がor参院選後』というのは辻褄が合う。何故こんなことを秘密にしなければならないのか、相当大幅な譲歩をしようとしている(密約)としか思われない。政府は誰のために交渉しているのか、最も心配している農家の為にも大筋合意の方向と日本の決意を語るべきである。

共同会見の折、トランプ氏は安倍首相の質問に割って入り『アメリカはTPPに縛られない』とも発言している、TPPに参加していないのだから当然だ。問題なのはCPTPP協定の輸入枠はTPP12のままであり、日米協定がもしも発行されれば更なる輸入枠が設定されることになることだ。交渉と同時並行でTPPの輸入枠の見直しが行われなければならない。この事態に何故か与党は国会決議に消極的だ。

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