リセット好きな国民?

改元に文句はない、「令和」をお祝いしたい思いは私も同じである。しかし、過度な政治利用が気になる。改元当日の総理は改元の主役のように饒舌だった。

安倍総理は何かと“記念日”のお祝いをしたがる。2013年にサンフランシスコ講和条約締結の4月28日を「主権の回復・国際社会復帰を記念する日」として式典を催したが、「天皇の政治利用で憲法に反する」等の反論や、日米安全保障条約も発効したことで沖縄の駐留が固定化することから沖縄にとっては「屈辱の日」等の疑問の声が上がった。2018年には「明治維新150年」式典を開催したが、どちらにも天皇陛下は出席しなかった。

安倍総理は何かと記念の日を開催したがる。それは、過去に区切りをつけたがる、“リセット”したがる日本人の気質を利用しようとしていると思わざるを得ない。因みに自民党の参院選のキャッチコピーは「新しい時代の幕開け」だそうである。 しかし、“新しく”なったとしても、過去の問題や懸案を忘れてはならない。

<[21]役員会、自治労要請、常幹、[22]知事会要請、道農連要請、静岡幹事会、[23]道国会議員会、常幹、[25]旭川退職者会、[25]土曜街宣、九十九山を守る会、地総研、>