今年の新語・流行語大賞が決まった。平昌オリンピックで女子カーリング日本代表の試合中の会話「そだねー」が大賞に輝いた。北海道人として、カーリングフアンとして（俄かではありません、私もカーラーです）として大変嬉しい。選考理由は「自然に生まれた言葉で温かみがある。スポーツ選手の言葉なのに気合や根性とは遠く、優しく穏やかだ」という評価である。

　その他にも「半端ないって」「ご飯論法」「スーパーボランティア」「ボーッと生きてんじゃねーよ」「#MeToo」などがトップテンに選ばれた。「チコちゃんに叱られる」も楽しみな番組の一つだ。ボーッと生きているつもりはないのだけれど、普段の何でもないことをよくもここまで掘り下げるものだと感心する。「そだねー」も我々の地域は「そうだね」と言う、同じ北海道弁でも違うんだなー。

　今年の流行語大賞、漢字一文字の時期になると、年の瀬を感じる。災害視察に、タウンミーティングに、組織対策にと忙しい一年だったが、その分たくさんの出会いもあった一年も無残り一カ月だ。

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