4R時代
近頃「プラスチックごみ」の記事が目に付くようになった。世界のプラスチックごみは年間3憶㌧にも上るそうで、プラスチック素材の多くが、太陽光で劣化する過程で、温室効果ガスのメタンを排出している ことが発表されている。
6月に開かれたG7サミット(主要7ヵ国首脳会議)でも取り上げられたが、アメリカと日本だけが「海洋プラスチック憲章」に署名しなかった のだ。プラごみの排出量は中国・インドネシア・フィリピンなど成長著しいアジア途上国が並ぶ(一人あたりだと、米国・日本・EU・中国となる)中国は日米欧からプラごみを輸入していたが、環境汚染が進み、昨年末輸入を禁止した。こうした中で再資源化の取り組みは、91年にリサイクル法制定、廃掃法改正がなされ、95年には容器包装リサイクル法が成立した。環境先進国ドイツはどうか、91年に包装廃棄物規制令、94年に廃棄物リサイクル法が公布されている。 しかしその後のリサイクル率には大きな差が生じている。啓発と罰則等の法律の義務づけの違いである。
世界一水の良い日本が、空冷エンジンを開発せざるを得なかった国から、ペット飲料水を輸入しているのは信じられない。彼ら(日本業者)の狙いは、リターナブルによる負担軽減のために規制の緩い日本にペットボトルを輸出したかったのだと思われてならない。 96年にヨーロッパを訪問した時に言われたのは「これまでの3Rから4Rの時代だよ」リサイクル(再利用)リユース(再使用)リデュース(使わない)+ リフューズ(断る)というのだ。
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