民主主義の危機

196国会を振り返ってみる。 “一強の驕り”“長期政権の綻び”が際立った182日間であった。前回も記したが衆院での審議を振り返ると、政府提出法案(65)条約(11)中、全会一致が35%、立憲民主党賛成41%で賛成76%、反対・欠席24%である。 『野党は何でも反対』ではない のである。因みに、議員立法は基本全会一致が多いのだが、参院定数のような無謀な提出・強行採決は極めて異例である。

もう一つ特徴的だったのは、予算委集中審議19回、疑惑追及98日、不信任・解任案15本、党首討論2回であり、国会審議の中で森友・加計学園の疑惑追及に相当の時間を費やさなければならなかった。それは首相や財務大臣の答弁が繰り返しであったり開き直りであったりの誠意のなさと、内閣の不祥事と疑惑が如何に多かったかを物語っている。 国会が終わっても尚不祥事・疑惑は続いている。

一強政治の下での疑惑の幕引きを急ぐ姿勢や強行採決の繰り返し は、 「言論の府」の危機であり「民主主義の危機」である。 統一自治体選挙や参議院選挙で、一強政治を打破し民主主義・まっとうな政治を取り戻そう!

<[24]道駐屯地協、道NN事業推進協、道漁連、道林活議連、士別市、[25]旭川市、上川期成会、[26]上川中南部、上川北部、[28]立憲道連常幹、〃街宣、対話集会、[29]北光親睦の集い、屯田まつり>