ごはん論法

 論理の欠点をごまかしつつ自分主張を正当化することを「東大話法」 (安冨歩/東大東洋文化研究所教授)というのがあるらしいが、現政府にはそもそも質問に答える意思もない、「答えたふり」もしていないので東大話法ですらない、といっている。

 法政大の上西充子教授がツイッターに投稿して話題になった「ごはん論法」というのがある。Q: 「朝ご飯を食べなかったのですか?」A: 「ご飯は食べませんでした(パンは食べましたが)Q: 「何も食べなかったのですね?」A: 「何も、と聞かれましても、どこまでを食事の範囲に入れるのかは、必ずしも明確ではありませんので…」Q: 「では、何か食べたのですか?」A: 「お尋ねの趣旨が必ずしもわかりませんが、一般論で申し上げますと、朝食を摂る、というのは健康のために大切であります」Q: 「いや、一般論を伺っているんじゃないんです。あなたが昨日、朝ご飯を食べたかどうかが問題なのですよ」A: 「ですから…」Q: 「じゃあ、聞き方を替えましょう。ご飯、白米ですね、それは食べましたか」A: 「そのように一つ一つのお尋ねに答えていくことになりますと、私の食生活全て開示しなければならないことになりますので、それはさすがに、そこまでお答えすることは、大臣としての業務に支障をきたしますので」

 こうした誤魔化しやすり替え、「理不尽」(道理を尽くさない)「不条理」(道理が通らない、道理が立たない)なことがまかり通っている。ごはん論法はもう満腹、お替りはいらない!

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