持続可能な社会

第89回メーデーのメインスローガンは「平和・人権を守り、あらゆる差別をなくそう!働く者のための働き方改革をすすめ、全ての仲間と結集しよう!」を採択し、すべての労働者の立場に立った働き方改革により、ディーセント・ワークの実現を求める特別決議と、「驕る隠蔽政治に終止符を打つ!」第19回統一自治体選挙および第25回参議院選挙勝利に向けた特別決議を採択した。 時代を的確に反映したスローガンと特別決議である。

安倍首相が執念を燃やす「憲法改定」であるが、相次ぐ不祥事で遠のいた感があるが、自民党改憲4項目が独り歩きをしており油断はできない。 最も話題になっているのが、9条(国際紛争の手段として武力行使を放棄する)2項(戦力を保持しない)に自衛隊(必要最小限の実力組織➡必要な自衛の措置)を明記する というものだ。武力放棄・戦力不保持と矛盾する。 次に問題なのが、 「緊急事態条項」である。大規模災害に備えるためという理由だが、かつての「国民総動員法」にならない保証はない。 後の2つ「教育環境の整備」「合区解消」は、憲法に書き込むべき課題ではない、法律で対応できる課題だ。

憲法は権力(内閣・国会)の行使を制限するものであって、権力者が提言するものではない。 公文書の管理・公開(国民の権利拡大)や数の暴力を制限(権力を制約)する基本を超えてはならない。 こども・未来に「持続可能な社会」を引き継がなければならない。

<[5/1]メーデー札幌:街宣・式典・パレード、旭川:街宣・式典、名寄:式典、和寒:交流会、士別:交流会、[2]富良野:式典、[4]空手大会、[5]土曜街宣、[6]西川後援会、>