北方領土視察から

北方四島交流北海道推進委員会による「第3回北方四島交流訪問」に参加した。訪問先は国後と択捉、先ずは根室・北方四島交流センターに集結、事前研修を受けるのだ。(前泊) 私たち国後訪問団は総勢45名、3日間、国後島にある「友好の家」 (人道支援施設)を拠点に島内視察や意見交換を実施してきた。

3日間とも25℃前後の晴天に恵まれ、行事が完璧にこなせたことは良かった。(択捉組は1日しか上陸できなかったそうでとても残念がっていた) 「日ロ共同経済活動」については、産業インフラが中心の為か然程盛り上がっているとイメージはない、むしろ医療支援(専門医=第3次医療)や、ゴミ処理(回収というシステムもなく、一定の場所に持ち込み埋め立てているようだ)のノウハウについて聞かれた。又島内にはクリーニング屋さんがなく、ドライが必要な場合はサハリンにもっていくのだそうだ。こうした生活インフラが優先課題ではないか と感じた。 何よりも優先されるべきは「共同統治」のシステムを創り上げなければ、具体的には前には進まないという印象だ。

興味深かったのは、四島の中でも、国後・色丹・歯舞の「南クリル地区」は、動物も植物もほぼ生態系が同じということ。根室・野付半島から国後は僅か18km。『近くて近い地域』にしなければならない。

<24~28]北方領土視察:出港、クリル庁、指岩、図書館、学校、博物館、墓参、意見交換、ホームビジット、消防、教会、夕食交流会、友好の家、エトピリカ、[23]6区税政連、[

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