「忖度」と「御意向」

安倍政権の政権運営は益々乱暴になってきている。森友学園の認可については、手続きの在り方や決定過程に『忖度』があったことが明らかになり、加計学園の特区認可では『官邸の御意向』という文書があったと当時の事務次官が明らかにした。

更に問題なのは、政府(総理)が『天皇退位』を“特別法”で対処すると発言したり、憲法『九条に三項を加える』と言い出す始末である。これらは何れも「憲法」であって「法律」ではない。 行政府は憲法の下で執行するもので、憲法は権力者である執行者の規範を示したものである。よって憲法を変える発議は立法府(国会)の役目なのだ。 執行者が憲法を論じてはもはや「独裁政治」である。安倍首相の言う『戦後レジームからの脱却』は『戦前レジームへの回帰』ということが徐々に鮮明になってきている。

5月27日付毎日新聞に「今光る自民党先達の言葉」という特集があった。田中角栄『政治とは何か。生活である』、大平正芳『暫定的解決を無限に』、後藤田正晴『あの悲惨な戦争の見返りに、現憲法が得られたのだ』、宮澤喜一『(9条に)おかしなことが書いてあってもいい』、三木武夫『信なくば立たず』、河本敏夫『一本のろうそくたれ』、前尾繁三郎『常に反省が必要である』、アベさんは“熟読”しただろうか

我が家で15年間家族を癒し続けてくれた愛犬「ロン」が逝ってしまった。無邪気なロンの行動が次々に思い出される。ロンありがとう!

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20170529.難病連20170529.道農委20170529.全国農委20170529.上川農委20170530.農災法20170601.尊厳社保調ささき-2ささき-3ささき20110123.ロン