食と観光
観光関連交礼会に参加してきた。’16の訪日外国人は22%増の2403万人と発表された。 また”日本食”も世界中でブームとなり、政府は農水産物の輸出を倍増したい意向だ。 何れにも異論を唱える気はないが、成熟期の観光、成熟期の食を考える時代に入っていることを考える時に来ているのではなかろうか。
「観光」では国・地域別の訪日客数を見ると、中国(595万人)韓国(460万人)台湾(389万人)香港(165万人)が上位を占めている。東南アジアと欧米では訪日の目的がやや違うのではないかと思われる。東南アジアはどちらかというと「団体ツアー」が多いように思う。それに比して欧米は「個人・家族型」の所謂”保養型”が多いのではないか。だとすれば今後、こうしたニーズにどうこたえていくかということが重要になる。 業界用語では「観光主体」が観光客、「客体」が現地、「媒体」がツアー会社のことをいうらしいが、「主体」は「現地」でなければならない。
「食」はどうだろう、生産者にはよく「安くて、おいしくて、安全」な産品をなどと求められるが、この3つを満足させることは不可能に近い。食べられない時代は『兎に角食べたい』という安さが求められただろう、食べられるようになると『グルメ』などと称しておいしさが求められた。しかし『究極』は食の安全である。食には「身土不二」という言葉がある。その地で獲れたものを旬にたべるということであ。飽食の時代だからこそこの言葉は重要なのだ。オリンピックがあるからではなく、G・GAP、HACCP、トレーサビリティは食がグローバルになってしまった以上必要不可欠なのだ。
私たちは「持続可能」(サステナブル)な生活・生き方を求める時代に入っているのである。
<[8]旭川出初式、士別市成人式、[9]あかしや老ク、旭川成人式街宣、[10]商工会、[11]道林業人、運輸労連、[12]自動車整備組合、中川市議後援会、[13]農連宗谷BL、JA組合長会、[14]新春街宣、北口道議集い、>