入りを量りて、出ずるを為す

 「入りを量りて、出ずるを為す」の全文は「三十年の通を以て、国用をを制し、入りを量りて、以て出ずるを為す」で『三十年間の平均で、組み立てるようにし、まず収入の方をよく押さえてから支出の方を計画する』ということだ。

翻って、現政権の財政計画はどうだろう。 “入り”はどうだろう、優遇税制、特別控除は政策実現の誘導策であり、短期的政策であるべきだ。 “出”はどうだろう、社会保障充実のハズの消費税は胡散霧散している。子育て保障はOECD最低レベルだ。 「成長戦略」は、命(医療)と生活(労働)と地方(農業)に競争を持ち込んで経済活性化の切り札にしようとしている。 “出”の最も重要な政策を“入り”の手段に使おうとしている と言わざるを得ない。

今求められているのは、“入”よりもむしろ「出のあり方」なのではないか。 民進党代表選も佳境を迎えている、「出ずる」について是非国民と共有したい。

<[8]ささきPG、団体意見交換、道庁要請、[9]団体意見交換、税理士会、[10]代表選街演・討論会、まちづくりP、[11]北光敬老会、旅プレゼント、緑の森のガーデン、>

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