施政方針演説

20150212.(A)施政方針2015年度予算が国会に提出され、政府4演説(施政方針・外交・財政・経済)が行われた。高揚しきった自己陶酔の演説は薄気味の悪さを感じた。

「戦後以来の大改革」「地方のための改革を進める」、「改革」を36回も繰り返したが、改革の道筋や改革後の姿が見えてくる演説とは言い難い。最初に取り上げた農政改革は『若者が自らの情熱で新たな地平線が切り開くことができる新しい日本の姿を描く』と言われて、どれだけの人が日本農業の将来を描けただろう。『経済再生と財政再建、社会保障改革の3つを同時に達成する』と訴えても、現実に格差は拡大している。『あらゆる事態に切れ目のない対応』と言って日本への直接な攻撃がなくても同盟国とともに反撃できる安全保障体法則の整備は『平和国家としての歩みはこれからも変わらない』とは明らかに矛盾する。

今年は自治体統一選挙、アベノミクスの標的は「医療」「労働」「農業」当に生活・命の岩盤崩壊の危機である。「創生」より「再生」が求められている。

<[8/14]市議事務所開き、[10]連合名寄、[14]東鷹栖農連、ふるさとの集いin士別>

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