人が動けば、地域も動く

明けましておめでとうございます。皆さんお揃いで健やかに“羊”のように穏やかな新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

十二支の動物は古来から日本に生息するが、“羊”の飼育及び利用の記録は乏しい。奈良時代に活躍した人物に「羊太夫」という人物がいたというが確認できていない。599年に推古天皇に朝貢物として羊2頭が献上されたとあるが、その後土着された記録はない。日本に本格的に到来したのは明治になってかららしいが、冷涼な気候に適した羊は日本の湿潤な環境には中々馴染まなかったようだ。(ヨーロッパ的な気候の北海道には、適していたのかも知れない)さほっち

飼育の歴史が新しい割に諺は多い、「羊頭狗肉」(見かけに騙される)、「羊の皮を被った狼」(外見はおとなしいが、本性は逆)、「多岐亡羊」(選択肢が多いと迷いが多く目的を見失いやすい)、「群羊を駆って猛虎を攻む」(力の弱い者も集合すれば強力になる)等がある。“羊”にまつわる漢字は、「美」「善」「養」「翔」「祥」等、良い意味を持つ漢字が多い。

未年の“未”は未だ熟しきらない成長途上を意味し、群れをなす“羊”は家族の安泰や団体の融和を表すといわれている。「力を合わせて行動すれば、地域は元気になる」年にしましょう! 洋洋たる一年を祈念します。

<[2]新春街宣、[3]地区新年交礼会>

20150102.街宣-買物公園街宣-末広街宣-剣淵20150103.北星地区-120150103.西神楽-220150103.近文西-2