3R→4R

5月7日、旭川消費者協会の50周年に参加した。消費者(消費者でない人はいない)の砦として「相談・啓発・調査・広報」活動を地道に展開されている協会には、感謝と敬意である。

消費者運動が始まるには歴史的背景がある。1960年代(S40年代後半)に我が国は高度成長期を迎えるのだが、その裏返しとして、「公害・薬害・大気汚染」等々の社会問題が惹起され始めた。そこに立ちあがった住民運動にその起源があると思われる。その象徴が「ゴミ対応」と「食の安全」であろう。(近年は、「悪質商法」の課題もある。) ゴミは資源としてどう対応するかだ。1991年の「再生資源利用促進法」を皮切りに、「容器包装・家電・建設・食品・自動車」等のリサイクル法が整備されてきた。しかし、これはいわゆる「3R」リサイクル(再利用/ごみ焼却→分別)、リユース(再使用/リターナブル、不用品市)、リデュース(使わない/詰め替え、エコバック)であって、近年は、リフューズ(使わせない/省資源製品)を加えて「4R」といわれている。

もう一つは食の安全である、HACCPやトレーサビリティ、GAPなどの   「リスク分析」と、「原料原産地表示」がある。農薬・添加物・遺伝子組み換え、我々の周りのこうした不安に応えるため、消費者協会は頑張っている。

だが、消費者行政は役所に席があってもなぜか民間なのである。それは、時として行政をチェックし常に住民側の視点が必要だからなのだと思う。 「消費者8つの権利と5つの責務」をかみしめたい。

<[3]西川観桜会、[7]消費者協会50周、[8]JR・OB観桜会、[9]池田真紀集い、>

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