TPPの懐

衆議院道5区補選が終わった。池田123,517票:和田135,842票、12,325票届かなかった、至力を尽くした12日間、否12月19日の出馬表明からおよそ4ヶ月の闘い、市民団体を主体に、全野党が支えるという“新しい枠組み”は一定の成果をみることはできたが、残念無念である。 早急に結果を分析し、次に備えなければならない。

国会では、TPP特別委員会が設置された。私は補選の責任ある立場としてメンバーにはならなかったが、黒塗りの交渉メモ(ノリ弁当)や、聖域に無傷のモノはなかったことなど、次々に交渉の曖昧さが露呈したため、私の登板は20日となってしまった。 ■政府が言う『影響は限定的』は余りにもいい加減であり、北海道のように重要5品目中心の地域にとっては『被害は壊滅的』である。(全国シェアは、生乳・乳製品:50%、小麦:59%、馬鈴薯:78%、甜菜:100%、肉用牛:18%、水稲:6%) ■TPPの「紛争解決」は(28章中4章を除く全て)WTOの事務局が任命する3名に対して、TPPでは申立国・被申立国が任命する仕組みになっていて、恣意性が排除できない。等について質問した。明確な答えはなかったが、審議が次期国会に持ち越されたので今後更に追求・解明しなくてはならない。

総理は『結果が全て』と言うが間違いである、近頃メーカーの改ざんが問題になっているが、ましてや政治は「プロセス責任」が重要であり、情報公開に努めるべきである。 “情報の共有は責任の共有”であることを肝に銘ずべきである。

<[20]TPP質疑、[21]豊平街宣、[22]北区街宣、中央区街宣、[23]最終街演、打上、[24]開票、>

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