誰も置いてきぼりにしない

「誰も取り残さない」昨年秋のサミットで確認された目標である。経済と社会、環境の三つの調和を目ざす「持続可能な開発目標(SDGs)」は、リオ地球サミット(92年)で既に打ち出されている。

「1%に支配される99%」といわれるが、『世界の資産家の上位62人が持つ資産は、全人口の下位半分、36億人が持つ資産の総額に匹敵する。』との分析結果が報告されている。開発途上国では、5人に1人が1日当たり1㌦25㌣で暮らしている。世界規模で拡大する、格差・不平等は深刻さを増している。 こうしたことに対応しようとする動きも始まっている。フランスが提唱した「革新的資金調達」である。「航空券連帯税」は仏・韓国など十数カ国が導入している。独・仏を中心とする欧州11ヵ国は株取引に課税して、投機的な資金を抑制し、国際課題の対応に使う「金融取引税」を目ざしている。

「所得格差(不平等)を是正すれば、経済成長は活性化される。」成長か分配か。グローバル化か反グローバル化か。ではなく分配あっての成長であり、ローカルあってのグローバルなのだということを再確認しなければならない。 『誰も置いてきぼりにしない。』社会を目ざそう!

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