寒い日が続いています

北海道の6月上旬は日照に恵まれ、気温も高めでしたが、下旬には曇りや雨が続き、日照がかなり少なく、気温は低く降水量は多い日が続いた。朝夕は暖房が必要な日もあったくらいだ。

農水省や北海道農政部の「農作物の生育状況」でも、生育の遅れが発表されています。水稲3日遅れ、豆類5~6日遅れ、牧草3日遅れだ。一方で、甜菜2日早、小麦2日早、馬鈴薯2日早、玉葱2日早である。北海道の畑作は“4年輪作”で営まれているが、それには理由がある。水田と違って水に流すことが出来ないので、単品を繰り返すと病原菌が蔓延することを防ぐ為、豆科作物と禾本科(稲科)作物を組み合わせている。もう一つは、寒冷地作物と温暖作物を組み合わせることによって、寒い年でも暑い年でもどちらかが被害に遭っても、何とか収入を確保しようとした“農家の知恵”なのである。

農家にとって気候との闘いは宿命である。作物にとって豊凶を決める一番大切な時期を迎えている。各地の神社祭りは当に“豊穣祈願”なのだ。

<[30]本会議討論、違法伐採WT、[3]農ネット講演、[4]ふれあい広場、土曜街宣、肢体不自由児会、連合議員懇、[5]6区大会>

20150630.本会議討論20150630.農水部門・森林伐採

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