月別アーカイブ: 2016年10月

TPPのギモン

TPP特別委員会の審議は佳境というより「強行採決」含み の緊張の日々が続いている。担当農水大臣の強行採決発言は辞任を求めて野党が退席する中で謝罪を強行したのだ。そして参考人質疑は与党のみで行われるという参考にならない参考人質疑が強行された。

そうは言いながらも審議は進んで、ようやく逐条的な審査に入ってきている。 ■「関税(物品アクセス)」は9018品目中8575品目(95%)撤廃、 「重要品目」さえ(586品目中174品目)守られなかった ことをはじめ、30章の殆どを占めるルール分野に置いては、 ■「食品安全」や「遺伝子組み換え」に於いては、 利害関係者が意適合性評価作成に参加できることが保障されていたり、科学的証拠を立証しなければならない(EUは予防規制)コトが盛り込まれている。 ■「医薬品」や「著作権」では特許保護機関が延長され、非親告罪化も盛り込まれている。 ■「労働」の規制は甘く実質規制緩和になっている。(日本は派遣法や残業代ゼロなど先取り) 特別委員会では8本に上る法案改定が提出されている。

自由貿易の名の下に、大国や投資家の為の貿易協定以外の何ものでもない。これを政府は「国益」と言い張っているのである。

<[26]TPP公聴会、報告集会、[28]TPP特委質問、29]道連常幹、フード連合、NOSAI要請、>

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産業インフラから生活インフラへ

安倍政権の成長戦略は『大企業が儲かれば、トリクルダウンが起きて、系列会社が儲かり、従業員に及ぶ。』という論法で経済政策が進められている。まるで1960年頃の高度成長期の政策に逆戻りしているようだ。

高度成長の為の道路も橋も施設も、社会資本(インフラ)整備が遅れていた時代には必然である。時代とともに上下水道や河川整備へとインフラは徐々に充実してきている。だからインフラ整備が不要になった訳ではないが、ここで考えなければならないのは、 「何のための」「誰のための」インフラ整備かということである。例えば道路はかつては“物流”がメインだった。しかし今は救急医療や観光、被害回避など “命”の道路としてのニーズに応えなければならない。河川改修は環境に配慮した“親水・共生”型の整備が求められる。施設も“成果品”がどのように地域活性化に繋がって いるか、つまり「B/C」費用便益(費用対効果)の効果(B)の項目が変化してきているのである。

更に「年金」「子育て」「介護」「医療」など“よりよい生活”を営むためのニーズへと変化をしてきている。産業インフラ一辺倒の考えから、生活インフラの充実が求められているのである。ここにこそ「新たな成長」(ポスト成長)があるのである。

<[22]NORIN TEN上映会、上川地協女性部、〃青年部、稲村道議囲む会、[24]道民進党JR路線維持対策要請、>

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TPP&SBS米

TPP特別委員会で質問しました。政府は執拗にTPPの審議促進を言い、今月中にも強行採決しようとしています。前国会でも資料提出がなされずほとんど議論されていません。生産者や消費者の不安に応えるのが国会でなければなりません。

私は、 [1]輸入業者と買受業者との間で“調整金”の存在が明らかになった「SBS米」について、コメの取引は国家貿易品目なので政府が必ず介在する仕組みであり、 『SBS米取引の時にはマークアップ(利幅加算)が設定されているので、市場価格は把握しているはずだ。』 『H20年に発生した“事故米”を受けて導入された“米トレサビリティ”を活用すべきであった。』 再調査すべきであることを質した。 [2]安倍総理は度々、「TPPは国益」というが、 『誰にとって、何が国益なのか。』アベノミクスの成長戦略の一環であって、 『旧態依然の外需依存、地域格差の拡大に他ならない。』ことを質した。加えて[3]北海道の台風被害について、 『回復には10年に及ぶ地域もあり、通常以外の手当てが必要』なこと、 『単なる産業復旧ではなくムラの復興という視点で中小企業への特別支援を検討すること』についても、訴えさせていただいた。

政府は今一度「食料・農業・農村基本法」設立の精神を検証し、 農業は農村である原点に立ち返らなければ、将来に大きな禍根を残すことになる、危機的状況である。

<[12]道農連要請、[13]連合本部との意見交換会、[15]六稜会90周年、[16]父母法要、[18]TPP集中審議、民進党常幹、>

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年金カット法案&パリ協定

補正予算が7日成立して、今国会の重大テーマに議論は移り始めている。 「TPP批准」「労働法制」に加えて、 「年金カット法案」「気候変動枠組み条約」が浮上してきている。

「年金改革」の「年金制度改革関連法案」は、物価が上がって賃金が下がった場合に据え置いていた年金支給額を、賃金に合わせて引下げるというものだ。(2021年度から実施)賃金の下落率の方が大きい場合は賃金に合わせて減額するという内容で、年金の“最低限の生活保障”が保証されないことを意味する。しかも、民進党がかねてから提案していた、公的年金の受給資格を加入期間25年から10年に短縮する「年金機能強化法改正案」を一括審議として提出しているのだ。当に“アメとムチ”である。

地球温暖化の新しい枠組み「パリ協定」(COP21)の発効には、世界の温室効果ガス排出量の55%を超える55ヵ国の批准が必要なのだが、既に70を超える国と地域が批准し、排出量も58%を超えた。要件を満たした為11月7~18日に開かれる国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP22)で締結される見通しだという。我が国は10月11日に閣議決定して国会に提出されるが、とてもこの会議には間に合わない。 政府の『人と環境』軽視の姿勢が如実に表れた結果である。

<[3]JR路線維持対策本部根室本線意見交換、〃宗谷本線意見交換、谷寿男事務所開き、[9]和寒パンプキンフェス、[10]富山県連交付金偽装会見、>

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第192国会開会

26日から192国会が始まった。総額4兆1,100億円の第2次補正予算と、法改正で11月30日までの66日間安倍総理の所信表明では、演説途中で自らも拍手をして、自民党議員にスタンデングオベーションを促すなど横柄(乱暴)な態度が目立ってきている。

所信の内容は(1)この道を力強く前へ。(2)災害復旧・復興。(3)アベノミクスの加速。(4)一億総活躍。(5)地方創生。(6)地球儀を俯瞰する外交。(7)おわりにの項で天皇の公務の在り方。といった内容だが、安倍政権は間もなく4年を迎える。アベノミクスは一体何だったんだろう、当初は「トリクルダウン」だと言い、 “格差”が拡大する政策だと言われると「地方創生」を言い出し、 “個人格差”を問われると「女性活躍社会」を掲げ、次には「一億総活躍」と言い、今度は「働き方改革」だと言う。スローガンだけを次々と変え、実績を問われるとまた新しいスローガン「未来への投資」を打ち出すといった始末だ。

今国会の課題も見えてきた。 「憲法」議論を始めたいと言い、 「TPP」は先行して批准したい、というがアメリカ次期大統領候補は“再交渉”を言っている。加えてSBS米の調整金(裏金)の問題も起きてきている。「働き方改革」で同一労働同一賃金を掲げながら、派遣の拡大(全国会で強行採決)、残業代ゼロ法案、首切り自由化法案は撤回していない、『日本から“非正規”という言葉をなくしたい』という総理の言葉は、個人契約労働をめざし、皆んなを非正規にするとも受け取れる。

<[30]SBS疑惑ヒア、財金部門ヒア、[30]林野労上川中央、最賃徹底街宣、ひなたそば会、[9/1]いきいきセンター、JP退職者会、全農林分会、土曜街宣、品田市議集い、[2]とうま新米・新そば祭り、ラジオ体操表彰式、>

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